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plane128_128クレジットカードが現金派よりも、お得になるメリットのひとつに「安全」と言うものが挙げられます。スキミングなどのクレジットカード被害というのも想像できますが、なぜ、現金だと安全なのでしょうか?

現金だと盗まれるリスクがある!

例えば、海外旅行で悪意のある方が落とした財布を拾ってくれたとして、現金とクレジットカードが入った財布だったら、どちらを盗むでしょうか?両方盗むというケースもありますが、その場合、どちらを自分で使ってしまうのでしょうか?

もちろん「現金」です。

なぜなら、「現金は足がつかない」からです。現金には紙幣番号があるものの、それを記録している人など皆無で所有者の名前が入っているわけでもありません。万が一ばれても、「これは自分のだ。」と主張されたらそれまでなのです。

逆に「クレジットカード」の場合を考えてみます。

当然、クレジットカードも盗まれてしまえば、そのクレジットカードで買い物などをされてしまう可能性があります。

しかし、クレジットカードというのは、利用した日時も、場所も、明確に記録に残ってしまうのです。仮にクレジットカードの盗難にあった人が被害届を出していれば、そのカードはマークされ、利用した瞬間に警察などに情報が渡ってしまいます。

単純に「現金」と「クレジットカード」を比較した場合には、「現金」の方が盗まれたり、悪用されるリスクが大きいのです。とくに日本ではこのような事態に陥る可能性は低くても、留学や海外旅行の機会が多い学生は気をつけなければならないのです。

クレジットカードが盗まれて悪用されても、その損失は保護される

クレジットカードには盗難保険というものが自動的に無料で付帯されています。

そのため、クレジットカードを落としてしまい、そのカードを使って買い物されてしまい、100万円の請求が後日届いたとしても、その費用は払う必要がありません。その損害額は盗難保険の保険会社が保険で支払ってくれるからです。

クレジットカードが悪用されて、100万円使われても、1000万円使われても、1億円使われたとしても、その損害は発行した本人に請求されるものではないのです。

「いかに現金よりもクレジットカードが安全なのか?」がわかります。

最近はさらにセキュリティが強化されている

クレジットカードによっては

  • 4ケタの暗証番号を事前に設定しておくもの
  • 指紋認証付きのクレジットカード
  • 写真入りクレジットカード

などがあります。これによってクレジットカードを落としたとしても、すられたとしても、クレジットカード保有者には損失は発生しないのです。

まとめ

留学、海外旅行、卒業旅行などで移管も多くあり、海外に行く機会が多い学生の方はとくに、盗難やすりなどのトラブルへの対策を意識する必要があります。

「海外では現金を持ち歩くな。」と聞いたこともあるかと思いますが、落としても、スリにあっても、損をしないクレジットカードの方が安全なのです。海外でも、クレジットカードさえあれば世界中のATMで現金を引き出すことも、世界中のお店で買い物をすることも可能なのです。

現金を持ち歩かずに、クレジットカードを持ち歩くことで「安全に海外に行ける」。これも学生がクレジットカードを持つべき理由のひとつなのです。

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