学生の方はクレジットカードというものの存在を知っていたとしても、何ができるのか?を完全に理解している方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、学生が知っておくべき「クレジットカードって何?」という基本的なことを解説します。
クレジットカードというのは買い物時に使えるカード
クレジットカードというのは商品やサービスを購入する際に決済手段として使えるカードのことを言います。
クレジット「credit」というのは、後払いという英語で、その名の通り、商品やサービスを購入した時点ではお金の支払いは発生せずに、1カ月後~2か月後に登録した銀行口座から引き落とされる形で利用できるのです。
バイト代が入る前に欲しいものがあっても、クレジットカードがあればバイト代が入る前に買える
というようなメリットがあるのです。
上記は一回払いの例ですが、リボ払いや分割払いなど利用したお金を少しずつ返済していく方法も取れます。
例えば、「友達と海外旅行に行くんだけど、すぐにお金はない。」という場合でもクレジットカードを利用してツアー料金を支払い、返ってきてからバイトを続けることで毎月少しずつ返済していくというような利用方法も可能になります。
クレジットカードとは収入が潤沢でない学生だからこそ、活用できるシーンも多い決済用カードともいえるのです。
クレジットカードはポイントが貯まるのが大きな魅力
クレジットカードには大きなメリットがいろいろあるのですが、日本でここまでクレジットカードが普及したのは「ポイントが貯まる」という特典があったからなのです。
ポイントというのは、電子マネーやTポイントやPontaポイントなどの共通ポイントなどが普及している現在では知らない学生はいないかと思いますが、クレジットカードでも同じようにポイントが貯まるのです。ポイントは現金のように利用できるものなのです。
ポイントの貯まりすさは「ポイント還元率」という指標で表されます。
○○円使ったら、何%分のポイントが付与されるのか?
というのが「ポイント還元率」です。
100万円使ったら、1万円分のポイントが貯まるクレジットカードの場合は
ポイント還元率1.0%のクレジットカード
ということになります。
ポイント還元率1.0%を超えるクレジットカードも多く、普通に買い物をするよりも、ポイントがついてお得にショッピングができるメリットがクレジットカードの最も重要視されるメリットなのです。
常に1.0%引きで世の中のサービスや商品を購入できる
と言っても過言ではないのです。しかも、条件次第ではポイント還元率2.0%、3.0%というものもあるので、「もっていなければ損」と話す方が多いのもうなづけるのです。
クレジットカードは無料で作れる!
「クレジットカードを作るためにいくら必要なの?」
と学生の方なら思ってしまうかもしれませんが・・・
完全に無料で作ることが可能です。有料のものもあるのですが、無料のものの方が圧倒的に多いのです。
クレジットカードは通常、年会費という形で1年間に1回会員料金を支払う形なのですが、年会費無料のクレジットカードが大半を占めているのです。
つまり、費用は0円でクレジットカードを持つことができるのです。
しかし、なぜ、無料で作れるのか?ビジネスの構造も学生は理解しておくべきです。
無料でクレジットカードが作れる理由
クレジットカード会社はクレジットカードの加盟店からクレジットカードの支払いが起きると、加盟店手数料というものを受け取ります。加盟店というのは、クレジットカードが使えるお店のことです。街中の店舗からレストラン、インターネットのショッピングサイトまですべて含まれます。
加盟店はお客さんにクレジットカードという便利な決済方法を提供することで売り上げが伸びる分、加盟店手数料を支払う形なのです。クレジットカード会社は利用者が増えて、いっぱい支払いにクレジットカードを使ってくれれば加盟店からの手数料収入が増えるのです。
加盟店手数料収入があるからこそ、利用者に対しての年会費は無料にしても、クレジットカード会社にはメリットがあるのです。
まとめ
学生の方ほど、クレジットカードを比較検討する前にクレジットカードの基本を理解することが大切です。
金融の仕組み、ビジネスの仕組み、社会の仕組みを理解することは就職活動にも役立のは間違えありません。クレジットカードは社会勉強に対して非常に役立つツールでもあるのです。
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