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学生がクレジットカードを発行する場合の審査というものはどうなっているのでしょうか?ここでは学生のクレジットカード審査について解説します。
学生はクレジットカードの審査に落ちることはない!?
100%というと語弊がありますが、基本的に学生がクレジットカードの審査に落ちることはあまりないと考えて良いでしょう。
通常、クレジットカード審査というのは「安定した収入があるかどうか?」を重点的に審査が行われます。
クレジットカードは買い物時に利用してから、銀行口座から引き落としがされるまで1ヶ月~2ヶ月のタイムラグがあります。クレジットカード会社はこの期間はお金を立て替えているようなものなのです。
そのため、きちんと銀行口座から引き落としができないと「貸し倒れ」という状態になってしまい、貸したお金がそのまま損失になってしまうのです。これを防ぐためにクレジットカード審査では「安定した収入があるかどうか?」を審査するのです。
しかし、学生の場合はアルバイトをしていれば多少の収入はありますが、収入が全くない方でも学生であればクレジットカードは作れる可能性が高いのです。
そもそも、学生の場合はクレジットカード会社も
- 収入の記入をしない
- バイト先に在籍確認などの調査をしない
- 親の収入の調査をしない
ケースがほとんどなのです。調査をしないのですから、親の収入の影響や自分の収入の影響で審査落ちすることというのはあまりないのです。クレジットカード会社の中には、アルバイト収入があるか?ないか?が審査に影響を与えることもあるのですが、それほど重要ではないのです。
学生が無収入でもクレジットカードが作れる理由とは?
学生はクレジットカード会社にとって優良顧客
クレジットカードというのは、使い始めたクレジットカードを継続して使うことが多いのです。学生の場合は、就職しても学生時代に持ったカード会社のクレジットカードを使い続ける方も多いのです。つまり、学生はクレジットカード会社から見て、優良な見込み顧客でもあるのです。
若いうちに自社のクレジットカードを持ってくれれば、今後長年にわたって利用してくれる可能性があるからです。優良顧客だからこそ、審査よりも発行することの方が重要度が高いのです。
限度額は10万円~20万円と少額設定
学生の場合はクレジットカードのショッピング限度額も、キャッシング限度額も、10万円~20万円というような少額に抑えられています。そのため、クレジットカードを発行して、仮にその人が返済をしてくれなかったとしても、クレジットカード会社の貸し倒れ損失というのはそれほど大きくならないのです。
少額であれば、返済が滞納したとしても、親が返済してくれることも多く、大きな損失が発生しないのです。高校生を除く18歳以上の未成年者でも、親のサイン(同意)があればクレジットカードが作れるのはこういう理由もあるのです。すでに学生として進学させるだけの費用を親が支払っているのですから、10万円~20万円で払えないという親は少ないのです。
学生でもゴールドカードの審査にも通る
学生も対象にしているヤングゴールドカードであれば、学生でもゴールドカードの審査に通り、学生でゴールドカードを持つことも可能になっています。ヤングゴールドカードはそれほどゴールドカードとしての特典は手厚くないので、審査の難易度も一般の学生クレジットカードとそれほど変わりません。
学生といっても、高校生はクレジットカードは作れない!
学生クレジットカードの入会条件は、どのクレジットカード会社でも、
18歳以上(高校生はのぞく)
となっている場合がほとんどです。高校生はクレジットカードを作ることはできないのです。クレジットカードは高校を卒業して、大学生、専門学校生、短大生になってからなのです。
クレジットカードと同じようにVISAやJCBの加盟店で作れるデビットカードであれば、高校生でも持つことができます。ただし、クレジットカードとは違い、デビットカードは利用したタイミングでリアルタイムで銀行口座から引き落としが行われ、預金残高が支払額に達していなければ買い物が成立しないという特徴があります。
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