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学生に限った話ではありませんが、以外にみんな知っているようで自分でくじレットカードを使うまでは、「使い方」を知らないことが多いのです。
当たり前ですが、使ったことがなければ他の人がクレジットカードを使っているのを見た経験しかないはずで、知らないのも当然です。ここでは学生が初めて使うクレジットカードの使い方について解説します。
1.クレジットカードの裏面にサインをする
まずクレジットカードが手元に届いたら、真っ先にすることがあります。
カードの裏面に「サイン」をすることです。
上記の画像のようにサインをします。サイン(署名)は漢字でも、カタカナでも、ひらがなでも、本人を識別するもなので構いませんが、毎回支払い時にもサインを求められるので漢字にしておくのが無難です。
なぜ「サイン」をするのか?
クレジットカードはもともと海外で広まった決済方法です。日本では契約書にハンコを押すのが一般的ですが、海外では契約でもサイン(署名)なのです。そのため、カードの支払い時に裏面にサインが書かれてないと、加盟店(店舗)は決済をしてはならないと決められているのです。
カードが盗まれて利用された場合は通常は盗難保険が適用され被害額はしはらなくて良いのですが、カードの裏面にサインが書かれてないことが発覚すると盗難保険が適用されず、お店側も責任が問われてしまうのです。
日本では使う機会の少ないサイン(署名)ですが、契約の証であるため、学生であってもカードの裏面へのサイン(署名)を必ずしておく必要があるのです。万が一盗難にあって、サイン(署名)がないために盗難保険が適用されなかったなんてことになれば、目も当てられません。
2.お店でクレジットカードを使う
お店で学生がクレジットカードを使う手順を解説します。
1.店員に「カード払いでお願いします。」と声をかける
飲食店や家電量販店などのレジで店員に「カード払いでお願いします。」と声をかけます。
クレジットカード払いができるところであれば
「わかりました。」と返答があります。
クレジットカード払いができないところであれば
「申し訳ございません。当店ではクレジットカード払いに対応していませんので、現金でのお会計をお願いします。」と返答があります。
※まれに「○○カード以外は利用できません。」と国際ブランドやクレジットカードのカード会社が限定されるケースもあります。
2.支払方法を告げる
金額が確定し、カード払いができることが確認できたら、その後店員から「お支払方法はどうしましょうか?」と聞かれます。
支払方法は、一回払い、二回払い、ボーナス払い、リボ払い・・・など色々な支払い方法がありますが
学生の場合は「一回払い」にしておくと無難です。複数回の分割払いに慣れてしまうと、使いすぎてしまうリスクがあるからです。
「一回払いでお願いします。(一括でお願いします。)」と回答しましょう。
3-1.支払い伝票にサインをする
「金額を確認の上、サインをお願いします。」と言われます。
金額を確認の上、カードの裏面に記載したものと同じサインをしましょう。金額が間違っていないかの確認は必ずした上で間違えないかを確認することを忘れずに実行しましょう。
サインをした時点で購入が成立したことになってしまうのです。
3-2.暗証番号を打ち込む場合もある
クレジットカードを発行するときには「暗証番号」を設定しているはずです。サインではなく、カードリーダーを渡された、暗証番号の入力を求められるケースもあるのです。
サインの代わりを意味します。
4.クレジットカードの明細を受け取る
レシートではなく、クレジットカード伝票を受け取ってカード決済は完了です。クレジットカード伝票は捨ててしまっても構いません。
3.インターネットでクレジットカードを使う
インターネットショッピングなどで学生がクレジットカードを使う手順を解説します。
1.ネットショッピングの画面からクレジットカード支払いの画面に行く
ネットショッピングで欲しいものを選択してからカートに入れて「購入ボタン」を押せば、たいていの場合は支払い画面に行くはずです。
下記はYahoo!ショッピングの支払い画面です。
「クレジットカード決済」を選択します。
カード番号を記入します。
→ クレジットカードの表面にある16ケタのカード番号です。
有効期限を記入します。
→ クレジットカードの表面にある○○年○○月の有効期限です。
名義人を記入します。
→ クレジットカード表面にはアルファベットで記載されているケースがありますが、カタカナでも、漢字でも問題ありません。基本的には支払い画面の指示に準じましょう。
支払い区分
→ 支払い区分を選択します。ショップや金額によって選べる支払い方法が変わってきます。学生の場合は、一回払い(一括払い)を選択しましょう。
セキュリティコード
→ セキュリティコードというのはカード裏面に記載された右端にある3ケタの数字です。※AMERICAN EXPRESSの場合はカード表面右上の4けたの数字です。
2.必要情報の入力 → 確認 → 決済
必要事項を入力して支払いボタンを押せば、支払いは完了します。カード情報の送信に時間がかかるケースがありますが、何度も支払いボタンを押さないように注意が必要です。複数回決済されてしまう可能性があるからです。
4.登録した銀行口座から利用額が引き落とされる
お店やインターネットショッピングで利用した金額は月末に確定され、その翌月末に登録済の銀行口座から引き落とされることになります。
利用額分の残高がないと未払い扱いになってしまうため、口座残高が足りない場合には事前に入金しておく必要があります。
引き落としできない状態が続くと、カードの利用が停止されてしまったり、今後利用するカードローンや住宅ローンの審査にも悪影響が出てしまいます。甘く見てはいけません。
5.利用明細を確認する
クレジットカードの利用明細が毎月自宅に送られてきます。
最近では、ウェブ明細だけのクレジットカードも増えてきています。自宅に送られてくる郵送型だと一度は目を通すので学生にはおすすめです。
ウェブ明細の方が良いという方も多いかと思いますが、ウェブ明細は自分で確認しにいかないとチェックしないので、クレジットカードの利用額を把握し忘れてしまうことも往々にして起こりうるのです。
ライフカードの利用明細のサンプル
まとめ
クレジットカードの使い方は、感覚的に使えてしまうものです。
とくに使い方を知らない学生さんでも、使うことできるでしょう。
しかし、正しい使い方を知っておかなければ、万が一のトラブル時に大きな損失を抱えてしまう可能性もあるのです。数分の話なので、このページぐらいは読み込んでから使ってほしいものです。